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福々ニュース---ちょっと一息
  (つづき)その昔、夫婦の鼠がその愛娘のために婿を選ぼうとした。宇宙で一番偉いのは太陽だと思って縁談を持っていったが焼き殺されるほど熱いので、とても住めないとあっさり諦めた。次はお月様が一番と思い、話を持っていくと「わしは偉そうに見えるが雲に弱い。雲はわしよりずっと偉いんじゃ。」と言われてしまい、今度こそと胸膨らまして雲のところに行くが、雲は風の方がもっと偉いと言い、
仕方なく風の所に行くと、なんと風は壁の方がもっともっと偉いと言う。そして壁は「あなたたち鼠に簡単に穴をあけられてしまうんだよ。」と一言。鼠の夫婦はあれこれと考え抜いたあげく、猫と攻略結婚させることにした。初心を忘れてしまったのである。猫にしてみれば願ってもないチャンス。すぐさま婚礼の支度に取りかかった。鼠の夫婦は愛娘のために家具を揃え、楽隊や輿を担ぐ人夫まで雇って娘を猫の所に届けた。
  ところが披露宴が終わらぬうちに娘の姿が突然消えてしまった。捜し回ったあげく、猫がベロリと舌なめずりをして満足そうに顔を洗っているのに気付いた。なんと酒の肴になってしまったのである。あまりの出来事に気が動転した鼠の夫婦はどうすることもできず、天帝に泣き付くしかなかった。しかし、結局猫には何のお咎めもないばかりか、それからというもの猫は正々堂々と鼠を食べれるようになってしまったという話である。今でも『鼠の嫁入り』伝説を切り紙にした美術品は中国の至る所に見られている。                              

中国外文出版社駐日代表  王再清
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