※足袋の「語源」については多くの異説があって定まらないが、「単皮」または「踏皮」からその語源を求めるのが正しいらしい。足袋は、襪(したうず)の発達したもので、襪(したうず)は外国より伝わったものであろうが、足袋そのものはわが国の独創によるものにまちがいない。足袋は、古来より足を汚れや傷などから守り、さらに暑さ寒さからも守る防暑防寒の役割があり、かつ儀式などのために威儀を整えるには必要な装飾の一部であった。足袋は本来大別すると革足袋と織布足袋にわけられる。革足袋は、熊、トラ、鹿、猿、犬、牛、馬、海豹(あざらし)、などの獣皮をなめしたものを使い、白の他、色々な色に染色されて使用された。